筑波大学で開催される日本体育学会第 56 回大会とつくばマラソン第 25 回大会との両組織委員会による共同企画。演者は、ミュンヘン五輪マラソン金メダル獲得を筆頭に、 1970 年代のマラソン界で圧倒的強さを誇ったフランク・ショーター氏である。彼が米国・ボウルダー市でトレーニングを行ない、成功を収めたことによって、一躍高地トレーニングが脚光を浴びるようになった。現役引退後も世界各地のレース参加や講演活動を通してランニングの普及に力を注ぎ、世界的なランニング、ジョギングブームのリーダーとして敬愛されている。また、優れた教養を持ち合わせ、スポーツとビジネスを両立させた新しいタイプのリーダーとして米国の政界・財界での信頼も厚い。このように彼の功績は枚挙にいとまがない。講演では、マラソンランナーとして成功した秘訣だけにとどまらず、マラソンを通じたライフスタイル、セカンドキャリアの確立についても言及していただき、体育・スポーツ界が抱える諸問題(スポーツ科学のあり方、セカンドキャリア、生涯スポーツ、などなど)について貴重なご提言を頂く予定である。
また、ショーター氏は、今でも年に数会のレースに参加し、まさにスポーツの生活化の体現者でもあり、公開講演翌日のつくばマラソン大会では 10km の部にゲストランナーとして参加し、多くの市民ランナーとレースを通して交流する予定である。つくばマラソンを走る多くの市民ランナーへ熱いメッセージをお届けしたい。
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